2016年12月29日木曜日

【お知らせ】ブログお引越ししました

この度、はてなブログに移行をしました。

http://lifeisajanico.hatenadiary.jp


当ブログでは国際遠恋中だった彼が、上記ブログでは・・・ということで
(ベタなバラエティーみたいですみません!)
ぜひこちらも覗いてみていただければ嬉しいです。

これまでありがとうございました&引き続きよろしくお願いいたします :)

2016年5月1日日曜日

【転職日記】NY、耳をすませば、そして前へ。

新しい職場で新しい仕事を始めて一ヶ月。

いろいろありますが、総じて幸せです。


「リスクを取らないことが最大のリスクだ。」


前回の記事でも書いたのですが、今回の転職に関しては
まさにそう思います。


ところで、自分の言葉で喋るっていうのはとても大事だと
改めて思います。

人の言葉で喋ると、どこか薄っぺらくて嘘くさいし
何より言ってから後悔するから。

逆に自分の言葉で語ったことなら、
多少誤解が生じても強く取られても
最終的には分かってもらえると思います。

具体的には、たとえば

去年旅行で行ったNY

何が良かったか?って


  • グラウンドゼロの記念館で見た、WTC(World Trade Center)の再建映像。あれほどの攻撃があったにも関わらず、また建てる。不屈の精神。それが世界中の人々を魅了し、未だに世界の中心たる存在を確立しているんだと感じた。
  • お酒好きの私が、1週間程の滞在中、一滴もアルコールを口にしなかった。一緒に行った友達がお酒飲めないというのも勿論あったが、それ以上に「アルコール以外に刺激と楽しみが山ほどあるから」というのが大きかった。逆に、普段刺激のない日常をお酒で紛らわせていることに気付いた。
  • NY来たから観とくか!ぐらいの気持ちで観たブロードウェイ。結果、久々に「本気で一生懸命頑張る大人たち」を目の当たりにし、前半旅の疲れからうつらうつらしていたのも忘れて後半およびフィナーレでは感動の余り鳥肌が立った。ここで得た感動の余韻により、帰国後の四半期決算で土壇場の売上計画を達成する。


などなど、私らしい言葉で魅力を語ることができます。

あとは私たち世代にとってのジブリ神作品と常に評される
『耳をすませば』。
この作品の良さと言ったらやはり

  • 「コンクリートロードはやめといた方がいいと思うぜ」と聖司君→からの雫「ヤなやつヤなやつヤなやつ!」
  • 二人乗りで坂道を登る際に荷台から降りて「お荷物なんてやだ!」
  • 「雫、大好きだ!」

などがスタンダードなわけですが、

私がこの作品で最も印象に残っている、というか
何かの節目の度に思い出すシーンがあります。

それは、雫のお父さんの台詞
「人と違う道を選ぶっていうのは、しんどいぞ。」
です。

(上の三つもそうですが、実際の台詞と若干異なるかも知れません)

ネタバレになるかも知れないので詳しくは書きませんが、
自分自身も高校留学を決意した時や
今回転職する時など、
変化や希望を求めて動く時というのは
華やかそうに見えるかも知れませんが
それなりにリスクを取り、自分で責任を取る覚悟をするということだと
実感しています。

また変革を起こした瞬間は自分でも新鮮で楽しいことが多いのですが、
「変化しないことを選んだ側」とのギャップや
理解してもらえない孤独感が後から出てくることもあります。

そういったことを踏まえた、雫パパの一言です。
染みます。

ですが、それでも人は変わりたい、進みたい時があります。
その結果引き受けるしんどさは、きっとその人を成長させる薬になると思います。
私はそう信じて、これからも前に歩いていきたいです。



2016年4月7日木曜日

【転職日記】今年の桜を見る心境

怒涛の一週間も、ようやくあと一日を残すのみになりました!

新生活が金曜から始まったということで、
土日にいったん一息つけたのはとても有難かった。
そうして仕切り直した後、初めてのフルウィーク。

疲れた!
正直なコメントはもちろんこれです。笑

覚えることがいっぱいで、
考えることもいっぱいで。
特に私は中途入社なので、新卒の時以上に
自分で考えて動くことを意識しているから。

ですが、本当に自分でもびっくりなのですが、



楽しい。



もちろんまだトレーニング中なので、
忙殺されるような用事も無ければ
ほぼ定時に帰っているから。
そう言われたらそりゃそうです。

ですが、おそらく前職の同じ段階でも
こんな風に感じたことは無かったように思う。

同じ疲れるでも、疲れ方が違うんです。
以前は暇でも、むしろ暇な時に
言い様のない疲労感を感じていました。

それに対して、
頭使ったー!いっぱい吸収してキャパオーバー!!
というのが今の疲労感。

外資系ということで、ほぼ英語に晒されているのも
細胞レベルで喜んでいる感じです。


でも、だからと言って
「もっと早く転職していれば良かったのか」というと
答えはノーです。

前職の経験があるからこそ今が楽しいと思えるし、
営業の経験は現在の環境において、必ずや差別化に役立つと思います。
だから本当にタイミングとしてもベストだったと感じます。
別に狙っていたわけではなく、結果としてなのですが。笑


今のところは、早寝早起き・超整った生活を送っています。
少しずつプライベートも充実させていきたいところですが、
ひとまずは平日の夜は何も予定入れられません(もちろん遅刻が怖いから。笑)

というわけで、明日は花金ということで
久々に飲みに行きます!花見がてら。
まだ桜残っているかな〜 :)



※行ったら、ほぼ葉桜だった。。。笑

2016年4月1日金曜日

【転職】二度目の初出社

今日から新年度。

私は今朝、フレッシュな新入社員さんたちに混じって
新しい会社に初めて出社しました。

これまで通勤も営業車で、満員電車に免疫がないのは分かっていたので
ラッシュアワーと急行は避けた…つもりだったのですが、
さすが都会。
この駅とこの駅の間は混むなぁ、とか
普段穏和な日本人が殺戮の民かの様に見える瞬間、
若い姉ちゃんがタックルよろしく車内に殴りこんでくるのを
無心でやり過ごしながら、なんとか会社に着きました。

あ、そう言えば
車内広告で石原さとみのポスターを見て、
決して爽やかではないオジさんたちの顔面や頭頂部から目を反らすための
唯一のオアシスとして、
芸能人の「見た目が良い」効用を、身を以て痛感しました。


そんな満員電車カルチャーショックを経て、
晴れて外資系OLになれました。
※タイトルも、(仮)が取れました。

中途入社も外資系企業も初めてなので
初日からオンザジョブやで!という感じを覚悟していたのですが、
スケジュールを見る限り最初の方はさすがにトレーニングweekの様です。

あと初日から感じたのは、
ここでは英語が出来るのが当たり前なので
それ以外の自分の個性、「何か」が必要だなぁということ。

私自身、英語×「何か」を手に入れたくて
社会に出て営業という仕事に飛び込みました。
しかし内資系・営業という前の職場では、どうしても
英語が出来るということ自体がアイデンティティーになってしまいました。

今は逆に、前職で少しずつでも育てた「仕事面での性質」が武器になっていきます。
それが何かを、走りながら考えていきたいと思います。


私ってどんな人?


その問いの答えは、人生を通して考えていくことなのかも知れません。



2016年3月31日木曜日

【備忘録】新生活に向けた3つの心構え

大人の春休みも今日で終わり、
明日からいよいよ新しい世界に飛び込みます。

やっとタイトルの(仮)も取れます。笑


この春休みは本当に有意義でした。
日本人は働き過ぎとはよく言うけれど、
みんな何もなくても2週間とか1ヶ月ぐらい、長期休暇が取れたらいいのに。
仕事の効率は絶対上がると思いますよ :)


さて、明日から社会復帰かつ新生活ということで
抱負、と言いますか心構えを備忘録として記しておきます。

私はこれから以下の3つのことを大切にしていきます。


1. 頑張りすぎない


私はええかっこしい(自分を良く見せようとしたがる)なので、
気が利く・デキる人に見られようとして
自分のキャパシティーを超える行動をすることがあります。
しかしメッキはすぐ剥がれるものですし、
新卒の時にはそれで体調を崩し倒れたこともあります。
そこで学んだのは、無理して潰れたら結果余計に他人に迷惑を掛けるし、
自分の身体を壊しては元も子もないということです。

新卒の時は、やる気や愛嬌といった面も結構大事かも知れませんが
今回は中途入社ということもあり、とにかく安定したパフォーマンスを上げることが私に課せられた最大にして最低限のミッションだと思っています。
淡々と与えられた課題をこなす。
非常に受身な様にも聞こえますが、最初はそれが一番かと。
しかも私は普通にしていても一所懸命・頑張っている様に見られるという
良いのか悪いのか分からない特徴を持っているので
なおさら「いかに頑張りすぎないか」が当面の目標です。

でもまぁ、頑張ります。笑


2. 素直でいる


さっき私はええかっこしいだと書きましたが、
人は誰しもかっこつけたがる面を持っているのも事実ではないでしょうか。

たとえば、新しい会社に勤め始めてしばらくした頃に
前の会社や仕事関係の人と飲みに行ったとします。
その時に、もし「新しい仕事大変だなぁ〜」と思っていたら
素直にそう言える自分でありたいと思います。

自分の選択を正当化するために、かっこつけて弱音を見せないのではなく
素直に一人の人間として自分の気持ちを表現できる人になりたいです。


3. 真っ白になる


パニックで頭真っ白になる、の意味ではありません。笑
新しい物事に順応できる頭の柔らかい人でありたい、と常々心がけていますが
会社が変わって、業務が変わって、環境が変わって、
気をつけていても「前と違うわぁ〜!」と思ってしまうかも知れません。
そう思うといちいち余計なエネルギーを要してしまうので、
なるたけ真っ白なノートに新しい情報や知識を書き込んでいく気持ちで
4月からの仕事に臨みたいです。


以上、明日からの心構えでした。
では今日は早めにベッドに入ります :)



2016年3月30日水曜日

【転職】だいじな決断をする時

大人の春休みもあと二日で終わり。
ここで、今回の転職に関して思ったことを書き留めてみます。


今回の件に関して、何度か耳にした議論。
それは「止めるか・止めないか」という話です。

辞めると言う人を引き留めるかどうか。


私の意見としては、
「引き留められて、辞めるのをやめる(ややこしいですね。汗)ぐらいの覚悟なら
転職活動なんて始めない」です。

私は一度決めたことに対しては大変意志が強く
言い出したら聞かない性格です。

その代わり、決断自体をかなり慎重に下します。
最後は直感で決めますが、ノリで決めることはありません。
周到に情報を収集して、納得できる準備をした上で動きます。

そして、基本的に相談はしません。
決断に際して必要な情報を持ち得る人に質問することはあっても、
最終的に決めるのは自分だから。
また、人というのは往々にして
他人が変わろうとするのを無意識に阻止しようとするものです。

そもそも人は基本的に変化を嫌います。
これは生物に備わった、ホメオスタシス(生体恒常性)によるそうです。
本来変化はリスクであり、避けるべき・排除すべきもの。
だからこそ身体は異物に対して、免疫反応を起こします。


※この辺の話を、始めて知ったのがこの本を読んでだったと思います。
当時はタイトルに衝撃を受けましたが、今では実にその通りだと思います。
▶︎まずは、「つき合う人」を変えなさい! |山本 亮/すばる舎



これが人生の質的な意味における変化だと、
確かにリスクにもなり得ますが
「変化しないことこそがリスク」になる場合もあります。
その一例が、有名な茹でガエルのたとえ話。

熱湯にカエルを放り込むと、熱さで反射的にカエルは湯の中から飛び出すが

水にカエルを入れて火にかけ徐々に熱すると、カエルは温度の変化に気付かないまま熱湯の中息絶えてしまう

という話。


私たちの生きる世界はそこまで残酷ではありませんが、
ひょっとすると水の温度が上がっていってるかも知れない。
となんとなく気付いていても、
その他大勢が平気そうだから大丈夫だ。
と思ったり、
外には何があるか分からない。
と言って留まったり。
また、明らかに外に出た方が良い・自分も出たいと思っているのに
それをしようとする人の足をなぜか引っ張ったり
外がどれだけ危険かを説いたりする人もいます。


人に相談して後押ししてほしい人ほど、
これ以上ないぐらい後押ししたとしても
結局動かないことが多い。

誰かがこう言ったから、
何歳だから、
普通はこうするから、

そういった理由で物事を決める習慣は
ランチのメニューとか些細なことから変えられます。

自分が欲しいとおもったものを選ぶ。
自分が決めた通りに動く。

そういった心掛けが、人生の岐路における決断の際に
どんなアドバイスよりも頼りになる「自分」を育んでくれた気がします。



ちなみに、そんな私も最初の一杯はビールです。笑
ですが、ビール党なので、これも私の選択。なんて :)




2016年3月28日月曜日

【旅】骨の髄まで美しい宿。 宮城・竹泉荘

先日、母と宮城・蔵王にある竹泉荘さんに旅してきました。

ここは、毎日拝見しているワタナベ薫さんのブログで紹介されているのを見てから
ずっと訪れてみたかったお宿。
こちらの記事を読んでみて下さい。きっと行きたくなりますよ!

▶︎竹泉荘 感動をくれるお宿 |『美人になる方法』



上の記事でも触れられている「おもてなし」の精神に
正直かなりハードルが上がった状態で行ったのですが、


やられました。
それでも期待を超えてくるホスピタリティーに。

玄関を入ってから、いや仙台駅からの送迎バスに乗った時点で既に
もてなされている感覚が半端ないです。

チェックインの際に通された、ライブラリーカフェと呼ばれる
ロビーラウンジの様なスペースがもう居心地が良い。



シンボリックな鐘のモチーフはもちろん、
バランス良く配置されたソファの数々や
ウエルカムドリンクが出される際の食器など、
すべてのインテリアがシンプルで美しく、気持ち良いこだわりを感じました。



中庭の風景なんかも、カメラ初心者の私が撮っても
どこを切り取っても美しい。
タイトルの通り、骨の髄まで美しいとはこのことです。


もちろんお部屋のインテリアも、隅から隅までシンプル・和モダン。
すべてのお部屋にコーヒーマシンが完備されており、
母は喜んで何度も珈琲を淹れていました。笑
次のプレゼントは兄と折半して、これにしようかなぁ。



お部屋の設備のすべてが過不足なく、ぴったりという感じ。
置物や壺といった装飾品も置いてあるのに
丁度良い量・バランスだから、シンプルで美しい。




お風呂は、夜はお部屋の檜風呂に入りました。
天井にはゆらゆらと揺れる水面が映し出され、
ポチャン、ポチャンと響きわたる水の音を聴きながら
「はぁ〜幸せ…」と一人で本当に声が漏れました。笑

そして朝は早起きして、貸し切り露天風呂へ。
この日は蔵王でも今年最後の雪かな?が降っていて、
はらはらと舞う粉雪が、陽の光を浴びて
きらきらとダイヤモンドの様に輝いていました。

雪見風呂は、以前九州で温泉に入った時以来でしたが
本当に日本に生まれて良かったと感じる瞬間です。
粋の極みを、贅沢に独り占めできました。

海外からのお客様もたくさん来られていて、
この日の雪の情景を'crystal'と表現していたのを小耳に挟み
これまた風情を感じました。
美しいものを表現する想いは、世界共通ですね。


というわけで、今日はこちらのお宿で得られた感動について紹介したく
記事を書きました。
今回の旅については、また改めて書けたらと思います。

竹泉荘さん、是非再訪したいです :)