2016年5月1日日曜日

【転職日記】NY、耳をすませば、そして前へ。

新しい職場で新しい仕事を始めて一ヶ月。

いろいろありますが、総じて幸せです。


「リスクを取らないことが最大のリスクだ。」


前回の記事でも書いたのですが、今回の転職に関しては
まさにそう思います。


ところで、自分の言葉で喋るっていうのはとても大事だと
改めて思います。

人の言葉で喋ると、どこか薄っぺらくて嘘くさいし
何より言ってから後悔するから。

逆に自分の言葉で語ったことなら、
多少誤解が生じても強く取られても
最終的には分かってもらえると思います。

具体的には、たとえば

去年旅行で行ったNY

何が良かったか?って


  • グラウンドゼロの記念館で見た、WTC(World Trade Center)の再建映像。あれほどの攻撃があったにも関わらず、また建てる。不屈の精神。それが世界中の人々を魅了し、未だに世界の中心たる存在を確立しているんだと感じた。
  • お酒好きの私が、1週間程の滞在中、一滴もアルコールを口にしなかった。一緒に行った友達がお酒飲めないというのも勿論あったが、それ以上に「アルコール以外に刺激と楽しみが山ほどあるから」というのが大きかった。逆に、普段刺激のない日常をお酒で紛らわせていることに気付いた。
  • NY来たから観とくか!ぐらいの気持ちで観たブロードウェイ。結果、久々に「本気で一生懸命頑張る大人たち」を目の当たりにし、前半旅の疲れからうつらうつらしていたのも忘れて後半およびフィナーレでは感動の余り鳥肌が立った。ここで得た感動の余韻により、帰国後の四半期決算で土壇場の売上計画を達成する。


などなど、私らしい言葉で魅力を語ることができます。

あとは私たち世代にとってのジブリ神作品と常に評される
『耳をすませば』。
この作品の良さと言ったらやはり

  • 「コンクリートロードはやめといた方がいいと思うぜ」と聖司君→からの雫「ヤなやつヤなやつヤなやつ!」
  • 二人乗りで坂道を登る際に荷台から降りて「お荷物なんてやだ!」
  • 「雫、大好きだ!」

などがスタンダードなわけですが、

私がこの作品で最も印象に残っている、というか
何かの節目の度に思い出すシーンがあります。

それは、雫のお父さんの台詞
「人と違う道を選ぶっていうのは、しんどいぞ。」
です。

(上の三つもそうですが、実際の台詞と若干異なるかも知れません)

ネタバレになるかも知れないので詳しくは書きませんが、
自分自身も高校留学を決意した時や
今回転職する時など、
変化や希望を求めて動く時というのは
華やかそうに見えるかも知れませんが
それなりにリスクを取り、自分で責任を取る覚悟をするということだと
実感しています。

また変革を起こした瞬間は自分でも新鮮で楽しいことが多いのですが、
「変化しないことを選んだ側」とのギャップや
理解してもらえない孤独感が後から出てくることもあります。

そういったことを踏まえた、雫パパの一言です。
染みます。

ですが、それでも人は変わりたい、進みたい時があります。
その結果引き受けるしんどさは、きっとその人を成長させる薬になると思います。
私はそう信じて、これからも前に歩いていきたいです。