2016年3月30日水曜日

【転職】だいじな決断をする時

大人の春休みもあと二日で終わり。
ここで、今回の転職に関して思ったことを書き留めてみます。


今回の件に関して、何度か耳にした議論。
それは「止めるか・止めないか」という話です。

辞めると言う人を引き留めるかどうか。


私の意見としては、
「引き留められて、辞めるのをやめる(ややこしいですね。汗)ぐらいの覚悟なら
転職活動なんて始めない」です。

私は一度決めたことに対しては大変意志が強く
言い出したら聞かない性格です。

その代わり、決断自体をかなり慎重に下します。
最後は直感で決めますが、ノリで決めることはありません。
周到に情報を収集して、納得できる準備をした上で動きます。

そして、基本的に相談はしません。
決断に際して必要な情報を持ち得る人に質問することはあっても、
最終的に決めるのは自分だから。
また、人というのは往々にして
他人が変わろうとするのを無意識に阻止しようとするものです。

そもそも人は基本的に変化を嫌います。
これは生物に備わった、ホメオスタシス(生体恒常性)によるそうです。
本来変化はリスクであり、避けるべき・排除すべきもの。
だからこそ身体は異物に対して、免疫反応を起こします。


※この辺の話を、始めて知ったのがこの本を読んでだったと思います。
当時はタイトルに衝撃を受けましたが、今では実にその通りだと思います。
▶︎まずは、「つき合う人」を変えなさい! |山本 亮/すばる舎



これが人生の質的な意味における変化だと、
確かにリスクにもなり得ますが
「変化しないことこそがリスク」になる場合もあります。
その一例が、有名な茹でガエルのたとえ話。

熱湯にカエルを放り込むと、熱さで反射的にカエルは湯の中から飛び出すが

水にカエルを入れて火にかけ徐々に熱すると、カエルは温度の変化に気付かないまま熱湯の中息絶えてしまう

という話。


私たちの生きる世界はそこまで残酷ではありませんが、
ひょっとすると水の温度が上がっていってるかも知れない。
となんとなく気付いていても、
その他大勢が平気そうだから大丈夫だ。
と思ったり、
外には何があるか分からない。
と言って留まったり。
また、明らかに外に出た方が良い・自分も出たいと思っているのに
それをしようとする人の足をなぜか引っ張ったり
外がどれだけ危険かを説いたりする人もいます。


人に相談して後押ししてほしい人ほど、
これ以上ないぐらい後押ししたとしても
結局動かないことが多い。

誰かがこう言ったから、
何歳だから、
普通はこうするから、

そういった理由で物事を決める習慣は
ランチのメニューとか些細なことから変えられます。

自分が欲しいとおもったものを選ぶ。
自分が決めた通りに動く。

そういった心掛けが、人生の岐路における決断の際に
どんなアドバイスよりも頼りになる「自分」を育んでくれた気がします。



ちなみに、そんな私も最初の一杯はビールです。笑
ですが、ビール党なので、これも私の選択。なんて :)




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