2016年2月22日月曜日

【就職・転職】あなたはどんな人ですか?

今回転職するにあたり、自分との対話をたくさんしました。

具体的には

  1. 今の仕事のどこがイヤか?
  2. 今の仕事のどこは好きか?
  3. どんな仕事なら1.の「イヤ」を減らせるか?
  4. 譲れない「好き」は何か?(できれば優先順位をつける)
といったことです。

私の場合、

  1. 営業という職種が自分に合っていない(「どんな手を使っても数字さえ取れれば良い」という世界が、誠実さという自分の特性に合っていなかった)
  2. 自由なところ、収入、福利厚生
  3. 営業の前線ではなく、サポートに回る職種
  4. 英語が活かせる、営業以外、モノではなくヒトを扱う仕事(優先順)
になりました。

結果、希望通りの仕事が見つかり、ご縁を頂くことができました。
逆に、ここがはっきりしていたので
何社も受けることなくかなり絞って応募し、それぞれにエネルギーを割くことができました。


これができていなかったのが、新卒の就活時代でした。
とにかく数を受け、落ちまくり、めげずに受け続けて
ご縁を頂いたのが現職の会社。

確かに私たちが就活に臨んだ年は、かなり厳しい年だったと
後から聞いて知りました。笑

なにせ初めての就活ですから、こんなものかと思っていましたが
何十社落ち続けてもめげなかった自分のハート、今思えばすごいな。

ただ今回の転職で思ったのが、自分の特性なんて
社会に出てみて初めて分かったなぁということ。

要は、周囲との比較がある程度必要だと思いました。

たとえば私の場合、
「誠実・まじめ・ヒト好き」
といった性質が浮き上がってきましたが、

学生時代は、周りに私よりまじめだったり人情深い人なんていくらでも居たし、
ブラックCaseyjoeが時折顔を覗かせていたので、笑
自分を誠実な人だなんて言ったことありませんでした。

でもそれも今思えば当然で、
大学ってだいたい似たような価値観や道徳観、
家庭環境(もちろん例外もありますが)の人々が集まるものですよね。

その中では「当たり前」だった性質が、
社会に出てみて他の大多数と比べれば
「かなり〇〇」な性質になり得るわけです。

逆に、学生時代はグループの中でもコンサバな方だったのに
社会に出たらギャルとかチャラいとか言われる人も居るでしょうね。

そういう意味では、
確固とした「自分」なんて存在しなくて
常に周囲の環境とともに変動しながら
適応していくのが人間なのかも知れません。

そう考えると、就活でよく言われる「軸」なんて
学生としての自分「っぽさ」でしかないわけで。
それを会社の未来像と重ね合わせるなんて
ほとんどの人にとって到底難しいわけですよね。


何が言いたかったかと申しますと、笑
転職にあたっては、少なくとも今の会社において
「自分が社会ではどんな人か?」が分かっているので、
どんな仕事が向いていそうか(向いていなさそうか)は想像しやすいと思います。

だから、新卒のカードはとりあえず入れる会社・安心できる会社で切って
本当にしたい仕事や自分に向いていそうな仕事を見極めるのは
第二新卒とかにまたチャンスはあるかもよ。ということです。

もちろん新卒の就活を適当にして良い、という意味ではなくて、
せっかくオファーを出してくれている会社があるのに
まだ見ぬ「本当にしたい仕事」を求めて就職浪人を続けたりするのは
必ずしも賢明ではないかな、という老婆心です。


すべては自分の選択次第。
これからも、自分の人生のハンドルは
自分で握っていたいです。



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